sotaro-hikosaka’s blog

自転車乗ってどこまでも

食べる事に集中せよ。

生きることの基本が飯食う事なら、食べ物に頓着しない人間は、もはや他人の生き死にも余り関心が無かろうというモノだ。

それ故に、古来から食の戒律は、生き死にを見つめ続ける集団の紐帯であり、記念日特別食の豊富さは、生き死にを分かち合う集団の結節点である。"最期の晩餐"の意味深さはこれに尽きるであろうし、聖体拝領は、正にキリストの血肉を受ける事を模したモノ、日々の糧は何かの死から生まれる。