sotaro-hikosaka’s blog

自転車乗ってどこまでも

Hello Cycling 又の名を ダイチャリ

今年の夏から自転車に乗り始めた理由の一つは、このレンタル自転車サービスを使い始めた事もきっかけとしては大きい。

 

単に鉄道駅から自宅近辺までの移動に活用することで、最寄り駅の概念を5キロ程度の円に拡大出来る。川崎高津区では2駅以上の乗り換えコストはJR南武線かバス利用の200円の二択で、JRの初乗りは136円(IC料金)な為若干レンタル自転車が安い。

 

無論、初乗り料金のみならず2路線乗り換えで軽減される料金など合わせたらレンタル自転車を利用するのが安い。私が利用する前の Hello Cycling はもっと安くサービス提供していたようだが、このシステムはコスト的に維持が大変なのか値上げされた。

 

値上げは以前からの利用者にはかなり高くなったらしく、なるほどその通りかと思ったのは最初の30分利用料金のみならず、従量課金の単位が罠で15分100円なところ…

 

レンタル利用開始の最初の頃は、なかなか予定通りには行かない。

 

そもそもレンタルステーションを探すのもアプリマップが役に立たないし、Google Mapsだろうが、駅近くはGPS測位に誤差が生じて自分の現在位置がズレる。

 

レンタル自転車サービスの問題は他にもあり、貸し出し時のレンタルステーションの自転車残数、返却先レンタルステーション自転車駐輪枠数が無ければ利用する事ができない。

 

余りに加入者のレンタル利用が過多でも使えないし、逆に利用が少ない場合でも自宅最寄りステーションの駐輪枠が埋まったら、帰宅利用は困難。

 

という話で、このシステムを移動コスト軽減のためだけに使うことについては利用可能なシーンは限られている。

 

とはいえ自転車は天候次第では快適な乗り物であるし、何しろカラダの活動量が減りがちな私には自転車の効用を消費カロリー増加という別な方面で見いだして、今に至ったのだから役には立った。

 

クロスバイクロードバイクに乗る今でも、このレンタル自転車サービスを利用する事がある。今日夕方もクルマ乗らずに仕事の帰りに利用したのだが、これも駅前で15分もバスを待つくらいならという思いつき的な感覚で利用した。

 

前述の通り、このサービス利用を安く上げるにはコツがいるのだが、今回はまさにギリギリの時間枠でステーション間を移動した。

 

貸し出される自転車は万人向けの電動アシスト自転車で大変重いし、設定サイズは私の身長170cmに比べると小さいのが多い。利用者大半の体格に合わせてあるのだろうが、今回うっかり利用開始前にシートポスト高さを調整する時間をとり忘れた。今回借りた自転車シートポストの高さではしっかりと漕げないばかりか不快かつ膝にも危険な為、絶対調整が必要。

 

後先余り考えなく借りた自転車に限ってシートポストの調整は大変に困難を極めた。なかなかマスト部の管を引き出せない。

乗り始めて5分、ある交差点の信号待ちに乗じ上半身の全力で捻り、引き出したが、この作業にかなり疲労する。

 

加えるに自転車の調子はあまり良くはない。クランクから定期的に当たり音がするし、何にしろクランク半径も短い為に一回踏み出しの効率が悪い。

今年の夏前なら漕げないようなハイケイデンスを維持する事で、ようやく予定通りの利用という感がある。今日のステーション6キロを30分制限というのは、踏切や交差点信号待ちなどを無視出来ない為、かなり難易度が高いミッションだったが28分でコンプリートした。返却予約をもたつけば40分くらい掛けてしまうところだったが、最近改良されて予約し易くなったし、自転車本体の貸し出し返却システムには慣れたしそもそも3ヶ月前とは脚力が違う。

 

返却先ステーションの場所が分かりにくい場所にあると、コレもコスト増加の罠になる。元住吉駅の周辺などは特に注意。借りてからできる返却先ステーションの予約をしないと返せないというシステムそのものに若干弱いところがあるが、こればかりは借りた時に決めた予定通り返せない場合もかなりあるから、仕方ないか。